うつ病の種類: 2008年1月アーカイブ

うつ病の種類


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生きていて生活をしている限り誰でも落ち込むこと、ショックなことはあります。しかしだたそれでだけではうつ病とは違います。うつ病と気持ちの落ち込みはどこに違いがあるのでしょうか。うつ病には発症の原因や症状によっていくつかの種類があります。内因性のうつ病とは元々うつ病になりやすい要素をもっている人が発症するうつ病の種類で、ほかの種類のうつ病に比べて病気であると判断しやすいうつ病です。内因性のうつ病は他のうつ病に比べて抗うつ薬による治療の効果が最も高い特徴があります。また内因性のうつ病の場合、他の種類のうつ病に比べて脳の中の変化が明確なのも特徴です。内因性うつ病の症状は、単極性と呼ばれるうつ状態だけが繰り返し発症するケースと、双極性と呼ばれる躁とうつを交互に繰り返すケースのふたつのケースがあります。一般的に双極性の場合は「躁うつ病」と呼ばれています。また親しい人と死別したりショックな出来事が起こって落ち込んだことによって発症するうつ病を「反応性うつ病」または「反応性うつ状態」といい、軽症の場合は時間が経過することで回復しますが、ひどい症状の場合は治療を行なうことも必要になります。性格によっては、小さなことでもしばしば落ち込むことがありますが、このようなケースのうつ病を「神経症性抑うつ」といいます。これらの症状は病気としてあつかうことが難しい場合も多く、治療しても完治しにくいことが多い特性があります。

うつ病の分類の問題点


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うつ病は、その発症原因などの特徴から、遺伝などのうつ病にかかりやすい要因をもっていることで発症する「内因性うつ病」やショックな出来事など心因によって発症する「反応性うつ状態」性格的な要因で発症する「神経症性抑うつ」特定の身体的は発病が原因でおこる「症候性うつ病」などに論理的に分類されています。しかしこれらのうつ病の分類にはいくつかの問題点があると言われています。どのうつ病の状態も反応性のうつだと言うことができ、神経症性にもあてはまってします。また、これらのうつ病の分類は初めての診断ではできないという問題もあります。これは治療を続けていく中である程度分かってくることであってうつ病の治療の方針を検討する治療初期の段階で分かるものではありません。このようにうつ病の分類を治療に反映させることは難しく種類分けをすることに意味がないという意見もあり、ある程度症状の重いうつの状態を「大うつ病」と呼ぶ考え方が主流になってきているようです。うつ病かどうかを見極めるには専門医の診断を受けるのが一番だと思います。うつ病以外にも「気持ちの落ち込み」を起こす病気も数多く存在します。うつ病に似た症状を起こす病気には、痴呆症、更年期障害、パニック障害、不安神経症、自律神経失調症などがあります。これらの症状を自己診断などで判別することは難しいので専門医の診断をうけ、適切な治療を行なうことが大切です。

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